ブログをご覧いただきありがとうございます。
スーパースカルプ発毛センター堺東店の池田です。
皆さんの中で『白髪』を気にされている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
白髪になると、老けて見えてしまうため白髪染めをして隠そうとしますよね!
でも、白髪染めによって、頭皮にダメージを与えてしまい、それがまた、白髪の原因になる可能性があるのです。
「じゃあ、もうどうしたら良い!?」と思いますよね?
白髪を増やさないようにすることが大切です!!
今回は、白髪ケアについてお伝えしていきます。
どうして白髪になるの?
そもそも髪の毛というのは、生えてくるときは真っ白で生えてきます。
髪の毛の色を決めているのは、毛根近くにあるメラノサイトという場所で作られるメラニンです。
髪が黒くなるのは、メラノサイトで量産されたメラニン色素が毛母細胞に運ばれて、毛母細胞が細胞分裂しながら毛髪になっていく過程で毛髪に取り込まれるため髪が黒くなるのです。
ということは、白髪になる原因は、
- メラノサイトがメラニン色素を作らなくなる。
- メラニン色素が毛母細胞に運ばれなくなる。
のどちらかが考えられます。
白髪になる原因
白髪になるメカニズムは分かりましたが、どうしてそれが引き起こされるか分からなければ意味がありません。
白髪になる原因は、主に5つ考えられます。
加齢
加齢によって細胞の活性が弱まり、メラノサイトが減少するとそこで作られる髪のメラニン色素量も減ります。
さらに、メラニン生成の司令塔であるMITF遺伝子の発現も、加齢によってその数が減っていきます。
遺伝
白髪が多い人とそうでない人の違いには、遺伝的要因もあります。
遺伝によってメラニン色素が髪に送り込まれにくいという体質になることが要因の一つと考えられています。
栄養不足
髪の毛を生み出す毛母細胞には、毛細血管を通じて栄養素が運ばれます。
この時、栄養が不十分だったり、血行不良だと、色素幹細胞というメラノサイトの元になる細胞がいる環境(バルジ領域)が悪化します。
そうするとメラノサイトを作る力が弱くなり、結果としてメラニンが作られる数が減少し、白髪につながります。
ダイエットや偏った食事習慣などで、栄養素が不足すれば、年齢に関係なく機能が低下してしまいます。
酸化によるダメージ
お肌と一緒で、髪の毛や頭皮も酸化によってダメージを受けます。
紫外線によって頭皮が日焼けすると、活性酸素の増加や地肌が直接ダメージを受けることで、毛母細胞の働きに影響を与えます。
また、タバコやストレスでも活性酸素が増え、血行不良や肌の生成を低下させるため、白髪リスクが上がります。
頭皮環境が悪い
毛穴が汚れで詰まっている、フケがたまっている、などの不潔な頭皮環境は頭皮のターンオーバーを遅らせます。
毛穴詰まりや乾燥は、頭皮の血流悪化にも繋がります。
今からできる白髪対策
加齢と遺伝は、難しい問題ではあるのですが、中には対策できるものもあります!
食べ物で内側からケア
白髪に効果的な栄養素は、ヨードとチロシンです。
ヨードは、メラニン色素を生成するメラノサイトの働きを活発にするミネラルです。
ワカメや海苔、昆布などの海藻類、ひじきなどに多く含まれています。
チロシンは、アミノ酸の一種で肌や髪のメラニン色素の原料となるもので、チロシンが足りなくなるとメラニン色素が生成されなくなり白髪の原因になります。
チーズや納豆、豆腐、バナナなどに多く含まれており、黒髪作りには銅と一緒に摂るのが効果的です。
そして、健康な髪をつくるには、タンパク質・ミネラル(亜鉛など)・ビタミンも大切です。
頭皮の状態を良くする
質の良い睡眠を十分にとることや、ストレスを溜めないこと、適度な運動をすることも頭皮環境改善には大切です。
良い睡眠をとることで細胞修復作用が働きます。メラノサイトを活性化させる効果があります。
それと、血流を良くすることも大切なので、頭皮マッサージを行うことも有効です。
頭皮マッサージのやり方はこちら👇👇👇
まとめ
白髪の原因を理解すると、白髪の予防と改善方法が分かります。
栄養を考えた食事、良質な睡眠、ストレス緩和など、白髪だけでなく健康を維持するのにも大切ですが、全てを実践するのは難しいと感じてしまうと思います。
まずは、できるものからはじめてみましょう。
それと、これだけはやらないで!!というのが、
白髪を抜くこと
白髪ができると、ついつい抜いてしまう方も多くいらっしゃると思いますが、白髪を抜くと毛根を傷つける可能性もあり薄毛の原因にもなります。
白髪ができてしまっても、きちんとケアすれば改善することは可能です。
毎日、出来ることから白髪ケアしていきましょう!
継続すれば、変化を感じるはずです!