ブログをご覧いただきありがとうございます。スーパースカルプ発毛センター堺東店発毛技能士中辻です。
よく聞く自律神経の乱れ・・・それが体や髪の毛・心に与える影響を皆様はご存知ですか?
自律神経とは
自律神経とは自分の意思とは関係なく
身体の働きを調節する神経で、交感神経・副交感神経の二つの神経から成り立っています。
交感神経は身体の働きを促し、副交感神経は身体を休ませるといった役割を持ち状況に応じそれぞれが働き自分の体をベストな状態にしようと働いている神経です
自律神経が乱れるとどんな症状が出るのか?
慢性的な疲労・だるさ・めまい・偏頭痛・動悸・ほてり・不眠・便秘・下痢・微熱・耳鳴り・手足のしびれ・口やのどの不快感・頻尿・残尿感・抜け毛
精神的には
イライラ・不安感・疎外感・落ち込み・やる気が出ない・憂鬱になる・感情の起伏が激しい・焦りを感じるなど
胃腸の調子が悪い・寝ても寝ても眠い・朝おきてもスッキリしない・気候の変化に弱い・肩こり、腰痛が治らない・顔だけ汗をかくOR手足だけ汗をかく
など色々な症状が出てきます。
自律神経が乱れる原因は
夜更かしなど体のリズムがみだれる生活習慣、過度のストレス(身体的ストレス・精神的ストレス)・過労・怪我・環境の変化・気温の変化・女性ホルモンの変化(更年期障害)・偏食などにより自律神経がみだれてしまいます。
自律神経は老化する
30代から疲れや老いを感じる機会が増える・・・この背景には自律神経の老化が関係していたのです。
呼吸・心拍・血圧・体温を保ち消化吸収やエネルギーの代謝を司る自律神経が老いたら若さは保てなくなってしまいます。
しかし自律神経のトータルパワーは10代をピークに加齢と共に右肩下がりで低下すると分かっています。10代と比べ40代で約半分。60代では約4分の1を下回ります。
男女差はありますが70代で男女同じぐらいになります。
なぜ自律神経が老化するのか?
自律神経が老化する引き金は有害な活性酸素による酸化が原因です
自律神経に限らず体の老化は酸化が原因なのです。
中でも自律神経を構成する神経細胞(ニューロン)は一度傷つけられると二度と再生できないため、年を追うごとの酸化ダメージが蓄積し右肩下がりに拍車をかけてしまうため30代からは特に自律神経に負荷をかけない穏やかな生活を心がけてくださいね
睡眠負債は自律神経を劣化につながる
睡眠不足を放置すると借金のように積み重なり心身の悪影響及ぼす。それが睡眠負債。
睡眠負債がどこよりも溜まるのが自律神経なのです。
日中休みなく作用し続け睡眠中も自律神経はオンの状態ですが昼間に比べると一息つける状態でこの時に自律神経の回復が進みます。
しかし睡眠不足だと修復が不十分のまま翌朝を迎えるため自律神経に疲労が蓄積し老化に拍車をかけます。
日中長くアクティブに働けば働くほど長く眠って自律神経を回復させないといけないのですが忙しい時ほど睡眠時間は短くなり睡眠負債が蓄積され自律神経は劣化の一途をたどってしまうため睡眠がとっても重要になってくるのです。
持久力がなくなったな・・・も自律神経
歳とともに階段が億劫になる、長い距離を歩くのが嫌になるのは持久力が低下したサイン。
持久力には全身を動かし続ける全身持久力と特定の筋肉を動かし続ける筋持久力があり加齢で落ちやすいのは全身持久力=スタミナです。スタミナは筋肉に必要な酸素を送り届ける心肺機能に左右し、呼吸数や心拍数、血液の酸素濃度、体温の上昇、発汗などすべて自律神経が強度に応じて持久力の質を決めています。
息が切れるようなペースで走るとすぐに疲れて足が止まる。息が切れる=自律神経ではコントロールできない強度と脳が判断しそれ以上の運動を強制的にストップさせるのです。加齢でスタミナが落ちるのも、自律神経のパワーが落ちるからなのです。
しかし何もしないままでは持久力は落ち続けてしまいます。大切なのは自分のキャパシティーにあった適度な運動が大切です。
30歳を越えたら有酸素運動なら軽いジョギング・筋トレなら自体重トレぐらいで。息切れ、滝のような汗はキャパを越えている証拠です。
長時間×低頻度で行うよりも、短時間×高頻度の方が自律神経には優しいです。いつもより汗かくな。疲れるなという時は無理せず睡眠や休息に力をいれる事が大切です。
自律神経の乱れがなぜ抜け毛につながるのか?
この自律神経が調整しているものに血液の巡りがありますが自律神経が上手く機能しなくなることにより、食事などで摂取した栄養や酸素が体内に行き渡らなくなります。
頭皮の毛細血管まで必要な栄養が届きにくくなることにより抜け毛につながります。
そして睡眠不足が起きることにより成長ホルモンが分泌されにくくなり髪の毛の成長もストップしやすくなってしまいます。
またホルモンバランスも崩れ、女性は髪の毛に必要なエストロゲンが減少してしまいます。エストロゲンが減少することにより男性ホルモンが優位になり抜け毛が増え薄毛になってしまいます。
男性ホルモンが増えると皮脂の過剰分泌で毛穴を塞いだり、雑菌の繁殖する要因ともなり頭皮環境が悪化します。
自律神経を整えることは髪の毛にとっても体にとっても心にとてもとても重要なことになってくるのです。
奥が深い自律神経
第二弾へ続く