ブログをご覧いただきありがとうございます。
スーパースカルプ堺東店の池田です(‘ω’)ノ
温度変化は身体に大きな負担を招きます。
この季節、前日との気温の変動が大きいだけでなく、一日のうちでも朝とお昼の寒暖差がきつくなってきました。
最近、疲れやすくなったり、寝つきが悪くなったり、めまいや頭痛を感じたり、イライラしたり、食欲のコントロールができていなかったり、となんとなく不調を感じることがある人はいないでしょうか。
4月に向けて気温差や天気の変化が徐々に激しくなっていきます。
季節の変わり目ということもあり、5度くらいの気温差がある日も多いです。
5度の差というのは、肌で明確に感じるほどの温度差であり、生体機能にかなりの負担がかかります。
人間は、 5度以上の気温の差を頻繁に感じると、自律神経に負担がかかり、機能を乱れさせます。
これを寒暖差疲労といいますが、なんとなくの不調が続くとその理由がわからないので解決策も立てることができず不安感やイライラを感じてしまいます。
寒暖差疲労とは
寒暖差疲労とは、大きな気温の変化に体がついていかない状態です。
成人の平熱は、個人差はあるものの、大体36℃前後で保たれています。体の機能を守るために、体温を一定にコントロールする『ホメオスタシス(恒常性)』の仕組みが備わっているからです。
そこで、重要な役割を担うのが、自律神経です。
多少の温度の変化であれば、ホメオスタシスが機能するため問題はありませんが、寒暖の差が大きくなると、体温を一定に保とうとして自律神経の働きが必要以上に活発になり、その結果、過剰にエネルギーを消費してしまい、体に疲労が蓄積してしまうのです。
急激な温度変化は、身体だけでなく精神面にも影響を及ぼします。特に思い当たる原因がないけどなぜか最近体調不良を感じるという場合は、寒暖差疲労かもしれません。
・肉体的な不調
頭痛、めまい、肩こり、腰痛、冷え性、だるさ、食欲がないなど。
・精神的な不調
自律神経の乱れにより、イライラ、不安、落ち込みなど。
寒暖差疲労になりやすい
寒暖差疲労になりやすいのは、男女差があるか、また、どんな体質の人が寒暖差疲労になりやすいのか調べてみました。
調べてみた結果、男性の約3倍もの女性が自律神経の症状で通院していることが分かりました。
その理由として「女性特有のホルモンや冷え性などが自律神経に影響していることから」と考えられるそうです。
そのため、寒暖差疲労も女性の方がなりやすいようです。
また、天気の影響を受けやすい人も寒暖差疲労を感じやすいです。
気圧や気温、湿度の変化によって体調不良を起こす「天気痛」を抱えている人は、寒暖差疲労にもなりやすいようです。
「天気痛も主に自律神経の乱れが原因で起こります。自律神経は変化を感じやすいので、天気痛と寒暖差疲労の両方を発症しやすい」と考えられます。
寒暖差疲労を放っておくと、慢性的な自律神経失調症や冷え性を招く可能性があります。早めの対策を心がけましょう。
寒暖差疲労対策
- 温度差をなくす
寒暖差疲労を起こさないためには、まず体に寒暖差を感じさせないことが大切です。
室温がコロコロ変わると寒暖差疲労をため込む原因になるので、エアコンで一定の快適な温度に保ちましょう。
世界保健機関(WHO)による住宅と健康に関する新しいガイドラインでも、室温コントロールの重要性が認められており、特に冬季の健康を守る室温として全室18℃以上にするよう強く勧告しています。
ただし、外気温との差が大きくなると、外に出たときに体への負担が大きくなるため、室外との温度差は7℃以下が望ましいと言われています。
外出する際は上着を重ね着して、うまく体温調整をできるようにしておきましょう。
- バランスのとれた食事を心がける
バランスの良い食事を摂ることで健康的な体作りができます。たんぱく質や、疲労回復効果のあるビタミンB群は積極的に摂取していきましょう。
- 良質な睡眠をとる
自律神経を整えるには、睡眠は欠かせません。
自律神経とは、日ごろ活動している時に優位になる「交感神経」とリラックス時や睡眠時に優位になる「副交感神経」の2つが互いにバランスをとりながら健康状態を維持しています。
良質な睡眠をとることは、副交感神経を優位にし、疲労回復にとても有効です。
- 適度な運動をする
寒暖差疲労は、体力のない女性や高齢者に多くみられる傾向があります。
適度な運動を行うことで血流アップやストレス発散になります。
- ゆっくり入浴する
入浴すると全身の血行が良くなり、体に蓄積された疲労物質を取り除くデトックス効果が期待できます。
自律神経のバランスを整えるためにも、シャワーで済ませるのではなく、ぬるめのお湯にゆっくり浸かるのがおすすめです。
まとめ
気温の変化は体にとってストレスになります。
激しい寒暖差が続くと、自律神経のバランスが崩れて疲労がたまり、さまざまな体調不良を引き起こすリスクが高まってしまうので、日頃から対策を心がけ寒暖差疲労をため込まないようにしましょう。
さらに、寒暖差疲労を放置して起こる慢性的なストレス状態や血行不良は薄毛・抜け毛にも良くありません。
健康な髪は健康な体から生まれます。
「季節の変わり目は、なぜか髪がすごく抜けてしまう」という方は、もしかすると『寒暖差疲労』のせいかもしれませんね!
寒暖差が大きいこの時期は、色々と体に影響を与えることが多いので、薄毛・抜け毛の為にも疲労は長引かせず対処していきましょう。
スーパースカルプ堺東店ではお客様に寄り添い、お悩み相談を受け付けております。
無料カウンセリング 06-6829-7738(10時~17時)
お待ちしております。