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スーパースカルプ発毛センター堺東店の池田です(‘ω’)ノ
なんの前兆もなく、突然症状が現れるケースが多い円形脱毛症。
原因はさまざまだと言われています。今回は円形脱毛症についてお話します。
円形脱毛症の原因
円形脱毛症の原因は、体質の変化や遺伝的要素、精神的なものを含む健康状態が大きく関わっていると言われています。
円形脱毛症の原因の代表的なものをいくつかみていきましょう。
自己免疫疾患
近年、原因として有力視されているのが、免疫機能の異常によって毛母細胞に悪影響を与えるといわれる「自己免疫疾患」です。
自己免疫疾患とは、ウイルスなどの外部の侵入物から健康を守っている免疫機能が何らかの原因で異常を起こし、体の一部を異物と判断して攻撃してしまう病気です。
円形脱毛症は「Tリンパ球」と呼ばれる免疫系の細胞が、毛根を異物と間違えて攻撃してしまうために発症すると考えられており、その激しい攻撃により毛根が傷んで、元気な髪の毛でさえ突然抜け落ちてしまうのです。
しかし、なぜその様な異常が起こってしまうのかは、まだ解明されていません。
アトピー性疾患
円形脱毛症の患者の多くがアトピー素因を持つことことから原因の一つと考えられています。
アトピー素因とは、アトピー性疾患(アトピー性皮膚炎、気管支炎、アレルギー性鼻炎のいずれか)を持っている人のことを言います。
精神的ストレス
精神的ストレスも、円形脱毛症に深く影響しています。
ストレスによって精神的ダメージを受けると、それに抵抗するために交感神経が活発に働き出します。
交感神経がストレスと戦ってくれることで、体のバランスが正常に戻るのですが、ストレスが強すぎたり長く続いたりすると、交感神経が異常きたし、筋肉や血管が収縮してしまいます。
その結果、頭部への血流が悪くなり、毛根への栄養補給が十分に行き届かなくなるため脱毛が引き起こされると考えられます。
ホルモンバランスの乱れ
妊娠から出産後における女性ホルモンの減少も、原因の一つと言われています。
妊娠中、女性ホルモンは通常時のおよそ100倍以上多く分泌されるといわれており、出産後はそれが急激に通常値に戻ります。
女性ホルモンには発毛促進の作用があり、逆に減少すると抜け毛につながるため一時的にホルモンバランスが崩れてしまい、産後は頭髪全体のボリュームが減少してしまう「産後脱毛症」になることが多々あります。
その際に何らかの影響で円形脱毛症を発症してしまうケースもあります。
円形脱毛症の種類
円形脱毛症にはいくつかの種類があり、それぞれのタイプにより、形状や抜け方が異なります。 タイプ別にその特徴をみていきましょう。
単発型
円形脱毛症の中で一番発症率が高く、症状も軽いものが「単発型」です。
単発型の特徴は、円形または楕円形の小さ目の脱毛斑が1カ所にできます。
単発型は自己免疫疾患やストレスなどが主な原因と考えられており、多くの場合は特別な治療は必要なく、ストレスが解消されていくと共に自然と症状も収まる傾向があります。
多発型
円形脱毛斑が2カ所以上発生するタイプが「多発型」です。
同じような大きさの脱毛斑が1度に2カ所にできたり、最初は1つしかなく、それが改善した後すぐに違う部分に脱毛斑ができたりします。
また、複数の脱毛斑が結合し大きくなることもあり、それは「多発融合型」として分類されます。
蛇行型
後頭部や側頭部の生え際にできた複数の脱毛斑が徐々に結合し、帯状に広がるタイプを「蛇行型」といいます。
範囲が広いため、治療期間が長期になることがあります。
全頭型
多発型が頭部全体に広がり、髪の毛の大部分が抜け落ちてしまうものが「全頭型」です。
単発型から多発型に進行していき、最終的に全頭型に変化してしまうケースがあります。
非常に治りにくいため、治療が長期にわたるケースがほとんどですが、早期発見・早期治療を行えば、全頭になる前に改善可能です。
汎発型
頭髪だけでなく、まゆ毛やまつ毛、ワキ毛などの他の部分の体毛が抜け落ちてしまうタイプが「汎発型」です。
円形脱毛症の中で最も重症なタイプで、全頭型と同じく治療期間は長期にわたります。
このタイプも段階を踏んで症状が拡大するのが特徴のため、早期治療が有効です。
円形脱毛症の治療法
現在、行われている円形脱毛症の治療方法です。
ステロイド注射
単発型や繰り返して脱毛部分が拡大した多発型の脱毛斑に、炎症や過剰な免疫反応を抑える効果のあるステロイドを直接注射するという治療法です。
高い治療効果は認められていますが、注射時に痛みが生じたり、注射跡が残る可能性があったり、発熱などの副作用リスクがあるため、子どもに使用されることはほとんどありません。
内服薬
円形脱毛症の治療には内服薬が処方されることも多くあります。アレルギー反応を抑制する作用などがあります。
- ステロイド内服薬
- 抗ヒスタミン剤
- セファランチン
- グリチルリチン、メチオニン
外用薬
有効成分が含まれた外用薬を患部に塗布する治療法です。
- ステロイド外用
- 塩化カルプロニウム外用
- ミノキシジル外用
冷却治療
異常反応を続ける免疫機能を抑える目的で「ドライアイス」や「窒素」などを脱毛斑に直接あてて冷却し、毛髪の再生を図る治療法です。
冷却する際は頭皮に多少の痛みは生じますが、副作用がほとんどないため、リスクの少ない治療法といえます
紫外線治療
紫外線治療は、円形脱毛症のほか、アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬(かんせん)などの皮膚病などに対しても行われている治療法です。
「PUVA治療法」「ナローバンドUVB療法」「エキシマレーザー療法」などがあり、いずれも紫外線を照射することで免疫作用を抑え、毛根の再生を促すことを目的とした治療法となります。
回数や頻度は症状により異なりますが、一般的には2週間に1~6回程度、数カ月に渡って照射治療を行います。副作用は、紫外線照射のため、肌が炎症してかゆみや水ぶくれになる場合があります。
対策
- ストレス発散
- 適度な運動
- 食生活の改善
- 生活習慣の改善
- 頭皮マッサージ
食生活や生活習慣を見直して、髪の健康を維持してホルモンバランスを整えることはとても大切です。
また、運動やマッサージによる血行促進も頭皮や髪に有効です。
自宅でできることは積極的に実践してみましょう!
それでも悩みが解消されない場合は、専門家にご相談ください。
スーパースカルプ発毛センター堺東店&新大阪のYouTubeチャンネルでも円形脱毛症についてお話していますので是非ご覧ください👇👇👇
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