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スーパースカルプ発毛センター堺東店、発毛技能士の池田です。
普段、自分自身がどんな姿勢をしているか気にしていますか?
猫背や反り腰など悪い姿勢としてよく挙げられますよね!
姿勢は無意識にしてしまうため、悪い姿勢のままいてしまうことが大半です!
特に最近多いのが『巻き肩』です。
一見、そんなに悪い姿勢では無いように見えてしまいますが、この姿勢が続いてしまうと体に悪影響を及ぼしてしまいます!
皆さんも自分の姿勢を確認してみましょう!
巻き肩のチェック方法
巻き肩とは、文字の通り肩が内巻きになってしまっていること。猫背とは違います。
猫背は背中が丸まっていますが、巻き肩は肩が丸まっている状態です。
ぱっと見では、分かりづらいので自分が巻き肩かチェックしていきましょう!
簡単チェック方法
巻き肩かどうかチェックする方法は、まずはリラックスして立って、両手を体の横に垂らします。ここで、手の甲が体の外側を向いていれば大丈夫です。
しかし、正面から見たときに、手の甲が正面を向いていたり、中指まで見得ていると巻きの可能性が高いです。
これは巻き肩によって腕も内側にねじれてしまっている証拠です。
また、横から見て耳の穴と肩の中心を結ぶ線が垂直にならない人も巻き肩の可能性があります。
✓両手を垂らしたときに正面から手の甲が見える
✓横から見た時に耳より前に肩が出ている
✓仰向けに寝たときに二の腕の方まで浮いてしまっている
これに当てはまる場合は巻き肩になっている可能性があります。姿勢を写真に撮ってみると自分の姿勢がどうなっているのかわかりやすいでしょう。
巻き肩の原因とデメリット
巻き肩の原因として考えられているものがあります。
- スマホ操作する姿勢
- 長時間のパソコン作業
- 横向き寝
スマホやパソコンは肩だけでなく、スマホ首(ストレートネック)にも繋がってしまいます。
横向き寝は、上半身の体重が肩へとかかってしまうため、無意識に肩の負担を減らそうとして、肩を前にスライドさせて寝てしまうのです。
こりの原因は、同じ姿勢をずっと続けて筋肉がかたくなってしまうことです。
それは、起きているときも寝ているときも一緒なので、同じ姿勢を続けることを避けましょう。
巻き肩のデメリット
- 慢性的な肩こり・首こり
- 頭痛
- 内臓に負担がかかる
- 呼吸が浅くなる
- 自律神経が乱れる
- 姿勢の乱れによる見た目の印象が悪くなる
などのデメリットがあります。
姿勢が悪い状態というのは、一部の筋肉を酷使してしまいます。 そのため、ただ立っていたり、座っているだけで、一部の筋肉をひどく疲れさせてしまうのです。 何もしていなくても疲れてしまうので、正しい姿勢の人よりも圧倒的に疲れやストレスが溜まりやすくなります。
また、姿勢が悪いと血流が悪くなるので、肩こりや腰痛、ヘルニアなどを引き起こしてしまいます。そして、体への負担がかかり続けると内臓の機能も弱めてしまいます。
他にも、悪い姿勢は、肺の機能も低下させて呼吸が浅くなります。そうすると酸素が全身に行き渡らず、疲れやすく自律神経の乱れを引き起こしてしまうのです。
巻き肩で薄毛リスクが上がる!?
巻き肩のデメリットを見て分かるように、髪にとっても良くないことが多数あります!
血行不良が起こると、頭皮まで栄養が届かず健康的な髪が生える事が出来ません。
さらに、筋肉が硬くなるため頭皮も硬くなり、頭皮環境が悪くなります。
そして、ストレスも溜まりやすく、自律神経が乱れ、リラックスしづらい体になってしまいます。
これらは、抜け毛・薄毛の原因にも上げられるため、巻き肩は『薄毛リスクを上げる』と言えるでしょう。
巻き肩を改善しよう!
肩を巻き込む原因になっているのは、胸側の筋肉が縮み硬くなり、背中側の筋肉の機能が弱っているからです。
巻き肩を改善するためのストレッチをお伝えしていきます。
トレーニングで気を付けたい落とし穴
背中が丸くなっているなら背筋を鍛えればいいのでは?と思いがちですがアプローチ法によっては逆効果になることもあります。
背中の大きな筋肉である広背筋は腰から二の腕の内側にくっついているため、ここを鍛えてしまうとさらに肩が内に入ってしまう可能性があるのです。
効果的なストレッチ
僧帽筋のストレッチ
では、まず背中の僧帽筋を伸ばす方法からお伝えします。
手をお腹の前に組んで大きく息を吸ったら、ゆっくり息を吐きながら、組んだ手を前方に伸ばします。このとき、首までしっかり丸めて背中を伸ばすことがポイントです!
背中が伸びきるまで大きく行いましょう。
大胸筋のストレッチ
続いて、大胸筋を伸ばす方法です。
手をお尻の後ろで組んで大きく息を吸ったら、ゆっくり息を吐きながら、組んだ手を後方に伸ばします。胸を反らせて伸ばしながら、肩甲骨を寄せるのがポイントです!
息をする際は、顔を下に向けずややあごを上げた状態がいいです。
手を後ろに組めない場合は、タオルを両手に持って行ってもかまいません。
巻き肩改善ストレッチは1度に3セット、1日2回程度行いましょう。もっとやっても良いですよ!(笑)
リバースプランク(胸・肩・二の腕のストレッチ)
腕立て伏せの逆向きの姿勢です。
足を延ばした状態で座り、お尻の横に手をつき、手と足で床を押し、お尻を持ち上げます。
このときあごを軽く引いて、身体が一直線になるようにしましょう。
これは難易度が高いので、無理せず行ってください。
肩を正しい位置に戻して身体も髪も元気に!
肩を元の位置に戻してあげることで、身体の不調もなくなり、薄毛対策もできます!
さらに、姿勢改善や二の腕のたるみ解消にも繋がるので習慣化していけたらいいですね☺
ですが、肩回りは繊細なところでもあるので、無理のない範囲で行ってくださいね♪