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スーパースカルプ発毛センター堺東店の発毛技能士、松野です(*’ω’*)
皆さんはどのようにシャンプーを選びますか?
香り・価格・成分・ネットでのクチコミ・美容師のオススメ・・・
さまざまな理由があって、今お使いのシャンプーに出会っていると思います。
もちろん毎日使うものですから、お気に入りの香りであることはとっても大切ですし、あまり高価なものには手が出ないということもあるかも知れません。
ですが、成分をよく知らずに使っていると薄毛や抜け毛につながることもあります!
もし皆さんが薄毛や抜け毛にお悩みだとしたら、シャンプーの成分を見直してみるのはいかがでしょうか?
案外あっさりとお悩みが解決する・・・なんてこともあるかも⁉
今日は健康な髪を育てるためのシャンプーについてご説明していきます。
選び方
まず知ってほしいのが、シャンプーの中身です。
およそ7割は水と洗剤、そして残りの3割くらいの中に育毛効果のある成分などが含まれています。
少し想像していただきたいのですが、3割の育毛成分が非常に優れていたとしても、7割に含まれる洗浄成分が髪や頭皮にダメージを与えてしまうようなものであったら・・・
わずか3割の育毛成分は効果を発揮できませんよね。
シャンプーの選び方で1番気にしていただきたいのは
洗浄成分に何が使われているか?
という事です。
これは容器の裏側を見ていただければすぐに分かりますので、気になる方は今お使いのものも調べてみてください。
成分表は含有量の多い物から記載があるはずですので、前から5つ目くらいまでの成分を確認してもらえば良いと思います。
洗浄成分の種類
では、どの成分がダメでどれなら良いのか?
洗浄成分として使われるのが界面活性剤なのですが、大きく分類すると「高級アルコール」「石鹸」「アミノ酸」の3つが主流となっております。
高級アルコール系
合成の界面活性剤で泡立ちが良く洗浄力に優れ、頭皮の常在菌をやっつけて皮脂をごっそりと洗い流します。
洗い心地はさっぱりとしていて、皮脂量の多い比較的若い世代の男性には好まれる物ではありますが、必要な皮脂まで洗い流してしまうため、かえって皮脂が過剰分泌してしまい、抜け毛や薄毛の原因となるケースもあります。
成分表示としては「ラウリル硫酸〇〇」「ラウレス硫酸〇〇」「ラウリルベンゼンスルホン酸Na」などの記載があります。
石鹸系
天然由来の界面活性剤が主流となりますが、洗浄力は強めです。
アルカリ性なので髪がキシキシとした洗い上がりになります。
原料が天然の動植物油脂ですので、ナチュラル志向の方などは好んで使われることも多いようです。
成分表示としては「石けん素地」「脂肪酸ナトリウム」「脂肪酸カリウム」のような記載があります。
アミノ酸系
天然由来の界面活性剤が主となり、洗浄力はマイルドで髪や頭皮への刺激が少ないのが特徴です。
そのマイルドさ故に、皮脂汚れが洗いきれずに残ってしまっている場合には、これもまた育毛の妨げとなります。
髪や頭皮のことを考えるとアミノ酸系のシャンプーはお勧めですが、ご使用の際にはシャンプー前の予洗いを入念におこない、泡立ちの悪い場合には2度洗いをされると良いでしょう。
成分としてアミノ酸は高価であるため、使用しているアミノ酸の種類が良質であったり、配合量が多い場合はシャンプーも比較的高額になります。
気を付けていただきたいのですが、内容成分に少量でもアミノ酸の成分が配合されていれば「アミノ酸系シャンプー」と謳うことができ、実は高級アルコールが主成分でアミノ酸成分はほんの少しというようなケースも少なからずありますので、購入の際には前述したように容器の裏側の成分表の5つ目までをしっかり確認するようにしてくださいね。
成分表示としては「ココイル〇〇」「〇〇タウリン」「〇〇ベタイン」「ラウロイル○○」のような記載があります。
補足
合成界面活性剤を使ったシャンプーは、髪と頭皮がパサつくのを防ぐために製造過程において油を入れます。
そうするとシャンプーに濁りが出るため、着色をします。
合成界面活性剤が使用されているか否かの判断は「透き通っているかどうか」もひとつの判断材料になります。
透き通っているものは、適度な洗浄力で髪や頭皮を健やかに保ち育毛にも効果が期待できると言えます。
まとめ
いかがでしたか?
シャンプーって意外と奥が深いと思いませんか?
健やかな髪と頭皮のためには、まず汚れをしっかりと洗い流すことが大切。
でも必要な皮脂まで落としてしまうと頭皮トラブルを引き起こし、抜け毛や薄毛に繋がる可能性もあります。
容器の裏側をチェックして、内容成分を確認してからご使用くださいね。