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スーパースカルプ発毛センター堺東店の発毛技能士、松野です(*’ω’*)
薄毛が気になって、改善方法などをインターネットで調べてみると、クリニックでの治療の情報がいくつも出てきます。
今、この記事を見てくださっている方の中にも、お薬での治療を検討されていたり、すでに治療を始めているような方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ひとくくりに薄毛の治療といっても、その幅は広く、円形脱毛症などの方は皮膚科へご相談されるケースもあるかと思います。
今回はAGAやFAGAに関する医薬品での治療についてお話していきます。
お医者さんだから安心?
お悩みの深い方ほどクリニックを受診して、内服薬での治療を始めることが多い傾向にあります。
お医者さんに相談して処方されるものだから安心と考え、医薬品への抵抗感も低めの方が多いようです。
もちろん、病気になれば私もお医者さんのところへ行きますし、お薬も出されたものを素直に飲みます。
ですが、AGAを始めとする薄毛治療のお薬に関しては、数日間飲めば良いというものではありません。
後半でご紹介しますが、AGAの治療については有効性が認められたお薬があります。
ですが、飲み続けている期間に限って効果があるという事なので、髪が生えたからといって薬をやめてしまうと、元通りの薄毛の状態に戻ってしまいます。
本当にあった怖い話
以前、AGAを扱うクリニックの女専用窓口で無料相談を受け、2週間経過してから当サロンにご相談に来られた女性のお客様がいらっしゃいました。
医薬品での治療を強く勧められ、お悩みが非常に深かったお客様は藁にも縋る思いで、クリニックで処方されたお薬を飲み始めたそうです。
ですが、めまいや体の不調を感じたり、抜け毛がおさまる様子もなく不安になったため、お薬を調べてみたところ、ネガティブな情報が多くて怖くなったと仰っていました。
抜け毛の本数やマイクロスコープでの判断から円形脱毛症に似ている症状だったので、AGAクリニックで処方された医薬品の使用は不要なのではないか?と感じましたが、スーパースカルプは医療機関ではないので、お薬の使用や中断に関してご指導させていただくことはできません。
お客様にはそのあたりの事もお話して、判断はお任せしました。
その後、やはり抜け毛がおさまらず不安でたまらなくなり、お薬を処方されたクリニックで再診してもらった結果、「円形脱毛症なので、この薬は飲むのをやめて皮膚科に行ってください」と言われたそうです。
なんだか悲しくなってしまいます。
このようなご相談は実は結構あります。
飲み続けなければ効果が持続できない事や、副作用の可能性がある事など、あまりご存知ない方も多いのが現状なのです。
効果はあるのか
一般的にAGAの治療薬として使用される医薬品にはいくつか種類があります。
・ミノキシジルを有効成分とする外用薬
・フィナステリドを有効成分とする内服薬 (女性は禁忌)
・デュタステリドを有効成分とする内服薬 (女性は禁忌)
・ミノキシジルを有効成分とする内服薬
この中で、男性型および女性型脱毛症診療ガイドラインで男性型脱毛症(AGA)の治療に効果があるとAランクを得ているものは、ミノキシジルの外用薬とフィナステリドおよびデュタステリドの内服薬です。
一方ミノキシジルの内服薬に関しては推奨度はDランクとなっており、日本でも認可されていないお薬です。
全身に多毛の症状が出ることから、発毛効果があるとされ、薄毛の治療薬として処方されることも多いようです。
これらのお薬を個人輸入やクリニックで入手し、お薬はやめずに施術に通いたいと仰るお客様もいらっしゃいますが、やはり全身の多毛には悩んでいる方が多いです。
お顔の産毛が濃く、うなじから首筋にかけてもうっすら毛に覆われていたり、腕や指にまで多毛の症状が出ている事もあります。
医薬品ですので、効果は高いですが副作用の懸念は忘れてはいけません。
まとめ
スーパースカルプ発毛センター堺東店では、できるだけお体に負担のかからない方法で発毛に取り組んでいただきたいと思っております。
いくら髪がフサフサになっても、体が健康でなければ意味がないと思っているからです。
それでも、薄毛の歴が長かったり、生活習慣の改善に消極的な方の場合には、医薬品の力を借りることも必要なケースもあります。
そのために、信頼できるお医者様と提携したドクターサポートをご用意しております。
今では個人輸入などで簡単に手に入る発毛剤ですが、当然ながらトラブルが起こったとしても自己責任となります。
大切な髪とお体のために、医薬品をご使用の際には慎重に検討ください。