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スーパースカルプ発毛センター堺東店、発毛技能士の池田です。
年が明けて何日か経ちましたが、年末年始の疲れからか少し気だるい・・・
コーヒーでものんで一息つきたくなる今日この頃です。
と言って、一日何杯もコーヒーを飲んでしまうとカフェインを摂取しすぎになってしまいます(;゚Д゚)
カフェインには、良い効果もたくさんあるのですが、過剰に摂ってしまうと悪影響も出てしまいます!
今回は、カフェインが薄毛にどのような影響を与えるかお話していきます。
カフェインとは
カフェインとは、コーヒー豆・茶葉・カカオ豆・ガラナなどの食品に含まれている、苦みを持った天然成分です。
カフェインには、覚醒作用があり眠気覚ましとしてコーヒーを飲むことなど古くから知られていました。
適量のカフェイン摂取が心身に良い影響をもたらすことが知られていますが、一方では過剰摂取による副作用や、カフェイン中毒などの健康被害も問題となっています。
カフェインの過剰摂取による副作用は認められるものの、コーヒーやエナジードリンクなどのカフェインを過剰に常用する『カフェイン依存症』は、薬物依存という訳ではないため、摂取を制限出来ないという難点もあるのです。
コーヒーやエナジードリンクはカフェインを含む食品として有名ですが、お茶や紅茶にもカフェインが含まているため、私たちが普段口にする身近な食品にもカフェインは含まれているのです!
一般的には、健康な成人で1日400㎎までのカフェイン摂取量が推奨されています。
妊娠中の方は胎児への影響を考えて、少なめの200~300㎎までであったり、子どもは、45㎎未満などと推奨されています。
子どもに関しては、年齢ではなく体重で計算する場合もあります。
皆さんは、何にどれくらいのカフェインが入っているかご存知ですか?
その他、エナジードリンクなどにも大量にカフェインは入っています。エナジードリンクは、商品によって含有量に差はありますが、一本あたり40~200㎎といったところです。
あっという間に、摂取量を越えてしまいます。
カフェインには、デメリットだけでなくメリットもあるので、まずそれらを知っていきましょう。
カフェインのメリット
カフェインのメリットは、眠気をさますだけではありません。
- 覚醒作用
- 血管拡張作用
- 利尿作用によるむくみ解消
- 体脂肪の燃焼・基礎代謝の促進
- 疲労回復効果
血管拡張作用や利尿作用などによって老廃物の排出や血流アップにつながります。
カフェインのデメリット
カフェインを摂り過ぎるとカフェイン依存症や中毒を起こす危険性があります。
- 睡眠の妨げになる
- 胃痛や頻尿を引き起こす
- カルシウムや鉄などの栄養の吸収を阻害する
- 体を冷やす
上記以外にも、イライラや不安といったマイナスの作用を感じる事もあります。
特に、睡眠に関しては、カフェインは体に10時間近く残留してしまうため、質の良い睡眠をとるには15時以降のカフェイン摂取は控えた方が良いです。
カフェインと薄毛の関係性
カフェインによる血管拡張効果により、毛母細胞の活性化が見込まれます。
さらに、ジヒドロテストステロンの抑制に効果があるとも言われています。
ここだけ聞くと良さそうですが、カフェインによる睡眠不足は薄毛を引き起こす原因にもなってしまいます。
また、カフェインは、「アデノシン」という物質の働きを弱めてしまいます。
アデノシンとは発毛促進因子を生み出し、発毛を促す物質ですので、カフェインによりアデノシンが抑制されると、発毛も少なくなり薄毛が進行してしまいます。
カフェインの効果的な摂取方法
まず大切なのは1日の摂取量を把握することです。
普段口にしている食品にカフェインがどれだけ含まれているか確認して目安として400mg以下になるように心がけましょう。
カフェイン400mgはコーヒーでは1日4杯ほど、緑茶だと2ℓで摂取量に達してしまいます。
飲み物だけでなく、食べ物に含まれる場合もあるので、摂取量ギリギリではなく余裕をもってカフェインを摂りましょう。
また、空腹時に摂取すると胃を傷める可能性があるので、空腹時にコーヒーや紅茶として飲む場合は豆乳や牛乳で保護しましょう。
それと、食事中や食後すぐに摂取すると、栄養素の吸収が阻害されてしまうので、食後1時間程経ってからカフェインを摂るようにしましょう。
どうしてもたくさんコーヒーや紅茶を飲みたい場合にはデカフェ(カフェインを抜いたコーヒーや紅茶)に切り替えたり、ハーブティーやルイボスティーのようなカフェインレスのものを選んでみるのはいかがでしょうか。
まとめ
結論から述べると、「コーヒーを飲んでハゲる」という噂はよく聞きますが、実証的な根拠はありません。
しかし、甘味が多く含まれたコーヒーやエナジードリンク、ジュースを毎日大量に摂取してしまうと体にも髪にも良くありません。
さらに、カフェインによるデメリットも健康被害の原因になってしまいます。
なにごとも、バランスが大切ですので過剰摂取に気を付けることでカフェインのメリットを活かしましょう。
摂る時間や量に注意をして、時にはルイボスティーや麦茶などノンカフェインのものを取り入れながらストレス無くカフェインライフをしましょう♪