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スーパースカルプ発毛センター堺東店、発毛技能士の池田です。
皆さんは、普段主食は何を食べていますか?
白米を食べている方が多いと思うのですが、よく『白米より玄米の方が体に良い』と聞きませんか?
健康につながる食材ということで挙げられる玄米ですが、炊くのが大変、食べにくい…などのイメージを持つ人も多いのではないでしょうか?
しかし最近では、白米と同じように炊けるものや、食感が柔らかくて食べやすいものなども出てきています。
そして、玄米は体だけでなく【髪】にも良いのか…をお話していきますね♪
玄米とは?
玄米は、稲からもみがらだけを取り除いた状態のお米、つまり精米されていない状態のお米のことです。
白米では精製されて取り除かれてしまう、ぬかや胚芽をそのまま残したものなので、玄米を食べると、ぬかや胚芽に含まれるビタミン、ミネラル、食物繊維が摂取できて、健康につながる食材ということで注目されています。
白米と玄米の栄養価を比べてみると、カロリーの違いはそれほどありませんが、食物繊維、カリウム、マグネシウム、鉄、ビタミンB1、ビタミンB6、ナイアシンの含有量は大きな差があり、玄米の方が白米に比べて栄養価が高いといえます。
色んな種類のお米
スーパーなどのお米売り場に行くと、普通の玄米だけでなく「発芽玄米」「ロウカット玄米」など様々な名前の玄米が並んでいます。
玄米にもいろいろな種類がある場合は、何を選べばいいのかわからないのではないでしょうか?
どのような違いがあり、特徴があるのか説明します。
発芽玄米
玄米をわずかに発芽させたのが発芽玄米です。発芽の際に眠っていた酵素が活性化し、出芽のために必要な栄養を玄米の内部に増やしていくため、玄米よりも栄養価が高いのです。
発芽することで「GABA」という成分が大幅にアップすることが注目されています。GABAは、白米や玄米にも含まれている成分ですが、発芽玄米では、白米の10倍、玄米の2~3倍増加すると言われています。
ロウカット玄米
玄米についている「ロウ層」を取り除いた玄米のことです。ロウ層とは、玄米の表面には生育が終わるまで水分を吸収しないように、お米を守っている表層のこと。
ロウ層があるため、玄米は白米より水分を吸収しにくく、白米よりも浸水時間や炊飯時間が長く必要なのです。
しかし、ロウカット玄米はロウ層を削ってある分、水分を吸収しやすいので、白米と同じように炊くことができます。
玄米に比べると少し栄養価は落ちてしまいますが、素早く炊きたい方や、玄米独特の風味が苦手な方にオススメです。
食べ続けられるか不安な場合
最近では、玄米のパックご飯もコンビニやスーパーで買えるようになりました。電子レンジで温めるだけでそのまま食べられるので、まずは手軽にパックご飯から始めるのがオススメです。
最初から玄米を買って、味が苦手・体質に合わないなどがあると無駄になってしまいますよね。
そうならないためにも、一食分で試すことが出来るパックご飯から始めてみましょう。
玄米と薄毛
ビタミンが豊富
玄米にはビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンEが豊富に含まれています。白米と比べるとビタミンB2は約2倍、ビタミンEは約5倍、ビタミンB1は約8倍も含まれているとされています。
ビタミンB群は細胞の新陳代謝を促進する効果があり、毛母細胞が活発に働くため発毛効果が期待できます。
ビタミンCは疲労やストレスの回復効果があり、抗酸化作用やコラーゲンやタンパク質の構成促進効果もあります。髪の毛だけでなく、頭皮環境の正常化に効果が期待できる栄養成分です。
ビタミンEは血行促進や抗炎症作用などの効果が期待できる栄養成分で、血流改善や髪の毛や頭皮の老化防止、髪の成長を促進する効果があります。
ポリアミン
ポリアミンは細胞の生まれ変わりに重要な役割を持つ成分であり、加齢とともに減少していくといわれています。
新陳代謝を高め、アンチエイジング効果があると言われています。
ポリアミンが不足すると、体の細胞分裂がうまくいかず老化や抜け毛の原因になってしまいます。
玄米にはポリアミンが含まれているため、薄毛・抜け毛予防に効果的と言えます。
GABA
GABAは、ストレス対策に有効な栄養成分で、玄米にも含まれています。
ストレスを抱えてしまうと、血管が収縮し髪の毛や頭皮へ必要な栄養が行き届きにくくなります。
GABAの働きとしては、
- ストレスによる免疫力低下や脳細胞破壊を抑制する
- 寝つきが良くなり、睡眠の質を上げる
- 血圧を下げる
- 肝臓と腎臓の働きを促進する
- 育毛に重要な働きを担うIGF-1を増やす
といったものが有名です。
育毛や発毛に重要なIGF-1を増やすといった、髪にとって良い効果があるのです!
イノシトール
玄米にはイノシトールも豊富に含まれています。
イノシトールはリン脂質の一種で脂肪をエネルギーに変える作用があり、抗脂肪肝ビタミンとも呼ばれています。
イノシトールは肝機能の改善をすることで肝機能の低下からくる薄毛や抜け毛の予防をしてくれます。
さらにイノシトールには、神経伝達や脳の働きをスムーズにする効果があります。
神経伝達が正常であれば、髪経細胞を活性化し、育毛・発毛を促す信号も活発に出す事にも繋がるため、イノシトールは育毛を促進するために重要な成分と言われています。
玄米のオイシイ効果
便通改善
一般的によく知られている効果ですと、便秘解消効果が有名です。
玄米に含まれている食物繊維は、消化されにくいため、便通をよくする働きや腸の働きを活発にして有害物質を運び出すため便秘解消につながります!
ポッコリお腹が改善されるかもしれません(*^_^*)
食物繊維以外にも、玄米に含まれているビタミン類や酵素、ミネラルなどは腸内環境を改善して代謝を良くするため、玄米は健康を心がける人にもってこいの食品とされます。
また、玄米は白米よりも固く、噛む回数が増えるため、食べすぎ防止にも役立ちます!
体調の改善
便通がよくなり、有害物質を送り出し、栄養を取り入れる事がスムーズになると免疫機能が正常化します。
免疫機能が正常化すると、花粉症やアトピーの改善に繋がります。
アレルギー症状は、アレルギー物質である花粉などが体内に入ってきた際に、免疫グロブリンというタンパク質であるIgE抗体が過剰に作られることで起こるため、腸内環境が整うということは過剰な免疫反応を防ぐことができるのです。
そのほか、玄米に多く含まれる栄養素は、コレステロール値の低下や高血圧の改善といった現代人の悩みの解消に効果的なのです。
美肌効果
便秘改善など腸内環境が整うと、体に必要な栄養素の吸収効率が高まるため、肌の新陳代謝機能が活発化し、肌トラブルが解消されます。
また、玄米に含まれているビタミンEは肌の老化の原因となる活性酸素を防ぎ細胞を守るため、肌を若々しく健康に保つため美肌効果が期待されます。
まとめ
上記のような栄養素が豊富なため、玄米は体にも【髪】にも良いと言えます。
玄米には髪に効果的な栄養成分が豊富に含まれており、玄米を食べることで効率的に薄毛を予防できるということは、主食を白米から玄米に変えることで食生活の改善につながると言えますね!
是非、皆さんも一度お試しください(^^♪