皆さん、こんにちは!
スーパースカルプ発毛センター堺東店の池田です!
毎年言っている気がしますが、今年の夏は異常な暑さに感じませんか?
本当に体に堪える暑さでバテている方も多いと思います。
今年は梅雨も短かったし、すでに40度近い猛暑日ですよね。
こんなにも暑いと、かき氷やアイス、キンキンに冷やした飲み物が欲しくなってしまいますよね?
しかし、暑くない状況でも無性に氷をガリガリ食べるのがやめられないという人は、
もしかしたら「氷食症」かもしれません。
今回は、氷食症と薄毛についてご説明していきます。
氷食症とは?
氷を無性に食べたくなる『異食症』といわれる病気の一種です。
氷食症の定義はあいまいで、製氷皿1皿以上食べたり、強迫的異常行動としてみられる場合をそう呼ぶそうです。
毎日続けて氷を食べる人は、氷食症の可能性があります。
特に思春期の女性や妊婦、授乳婦に多く見られる症状だと言われています。
また、氷食症は鉄欠乏性貧血の人に比較的高い確率でみられる症状です。
鉄分欠乏性貧血とは?
鉄欠乏性貧血とは、その名のとおり鉄分が不足することでおきる貧血です。
鉄は赤血球のなかのヘモグロビンを作るのに欠かせない材料なので、不足するとヘモグロビンが十分に作られなくなって貧血になってしまいます。
血中の鉄分が不足して赤血球やヘモグロビンが減少し、体内に酸素を運べなくなると、やがて全身の細胞は酸欠状態に陥ります。
貧血の状態が長期間続くと多くの健康被害が起こる原因になります。
貧血の方のうち一番多いのが、この鉄欠乏性貧血です。
貧血だと体にどんなことが起こる?
貧血になると肌荒れ、倦怠感、息切れ、慢性的な肩こり、繰り返す頭痛といった症状からはじまり、
進行すると、慢性的な頭痛、目まい、立ち眩み、運動中に筋肉のけいれんなどの症状も出てきます。
鉄分は肌や髪、爪を健康に保つためにも必要な栄養素です。
鉄分が不足すると体が酸素不足になり新陳代謝も悪くなります。
つまり、細胞が生まれ変わるのに多くの時間が必要になってしまうのです。
貧血が起こると肌や粘膜の代謝が悪くなり、口内炎や口の周りに吹き出物ができやすくなることも・・・
鉄分には肌の潤いやハリを保つ「コラーゲン」の合成をする役割もあります。
コラーゲンはたんぱく質の一種で、肌以外にも髪や筋肉、血管、骨などの体のあらゆる組織を構成しています。
鉄分が不足すると、コラーゲンの生成も少なくなってしまい、肌の乾燥、新陳代謝の悪化により老化が進むと言われています。
貧血による鉄分不足は髪にも悪影響を及ぼす
鉄分が減ると、毛根にある毛乳頭まで酸素が行き届かなくなるため、栄養のないパサパサで弱った髪になります。
そして、毛根部分に栄養が送られていないため、髪の細胞分裂がうまくいかず、細毛やくせ毛だけでなく、髪が伸びにくくなったり、抜けやすくなるといった薄毛に繋がるリスクがあるのです。
肌の新陳代謝が悪くなると言うことも問題で、頭皮の新陳代謝も悪くなってしまうと頭皮環境の悪化に繋がり、薄毛リスクを上げてしまいます。
氷食症と鉄分欠乏性貧血の関係は?
鉄欠乏性貧血により血中の鉄分が不足することで赤血球の量が減り、働きが低下する事で酸素を身体全体に運べなくなり、自律神経の働きが狂い体温調節が上手くいかなくなることがあります。
そうすると、口の中の温度が上がってしまう事があり、熱くなった口の中を冷ます為に氷を食べてしまうという説があります。
鉄分欠乏性貧血の予防
鉄分は吸収率の低い栄養素なので、鉄欠乏性貧血を予防するためには、毎日の食事から鉄分が不足しないよう十分に摂ることが重要です。
食品中に含まれている鉄
・ヘム鉄
肉や魚などの動物性食品に含まれている(レバー、赤身の牛肉、カツオなど)
・非ヘム鉄
野菜や豆類などの植物性食品に含まれている(ひじき、ほうれん草など)
体内の吸収率は、ヘム鉄の方が非ヘム鉄よりも高いです。
非ヘム鉄を摂る際は、ビタミンCと合わせて摂取すると吸収率がアップします。
鉄分を食事で補うために
- 栄養のバランスを考え、1日3食規則正しく食べましょう!
- 偏食・減食・欠食をしないようにしましょう!
- 魚介類、肉類、卵、大豆製品、乳製品などの良質なタンパク質を含む食品を選び必要な量を摂りましょう!
- 食事で摂りきれない場合は、サプリメントで補いましょう!
氷食症とストレス
氷食症は、精神的なストレスが影響しているとも考えられています。
そのため、ストレスを溜めることはNGです!
ストレスは万病の元とも言いますよね。
ストレスが多いと自律神経の乱れにつながり、血流の悪化も起こり、頭皮環境の悪化に繋がるため、薄毛リスクが上がります。
ストレスを解消することで、自律神経も整い内臓の働きも良くなります。
疲れを感じたらキチンと休養を取り、十分に睡眠を取り、ストレス解消、疲労を溜めないようにしましょう。
まとめ
氷食症は鉄分不足によって引き起こされることがあります。
鉄分不足は、髪の毛の成長をサポートする毛母細胞への酸素供給を阻害してしまいます。
そうすると、髪の毛は弱くなり、抜けやすくなります。
特に、女性や高齢者には貧血の方が多く、貧血による抜け毛のリスクが高いとされています。
もしかすると、日常的に氷を食べているのは身体からの鉄分不足の合図かもしれません。
貧血症状に少しでも思い当たる部分があれば、一度検査してみるのも必要かもしれません。
スーパースカルプ発毛センター堺東店では、毛髪検査や頭皮の状態チェックを行うことができます。
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